にねん

フクちゃん、フクちゃんがそちらに行ってから、明日で2年になります。
今もまだ、フクちゃんの写真を選んでいると涙がでます。
父はフクちゃんのことを「あいつはええヤツやったなぁ~」と、まるでとても仲が良かった旧友を思い出すように話します。
休日の朝にまだ寝ている父の顔を鼻でピタンとつつき、散歩に行こうと起こしに来ていたのが忘れられないそうです。
特に晩年はちょうど同じ年くらいの「おじさん」同士だったせいか、父とフクちゃんはとても仲が良かったように思います。
私も、もしまだ実家にいたら、どこにいても思い出すことばかりで、もっともっと辛くて、はたして無事乗り超えられただろうかと思います。
母は案外ひきずっていないようで、そんな父を困ったように笑ってみています。
妹は携帯電話の待ち受けをフクちゃんの写真にしていて、それを見た会社の同僚の方が新たにフクちゃんのファンになったと嬉しそうに話しています。
フクちゃん、私は去年の年末ごろからずっと新しく住む家を探しています。
スーパーで買い物をするにも迷ってぐるぐる何周もしてしまう私なので、家を買うとなると、何もかも迷って迷って大変で、だんなさんもちょっと呆れているようです。
実家は一戸建てでしたが結婚してからはずっと賃貸のマンションに住んでいて、ワンフロアの便利さや、苦手な虫が少ないことなどから最初のころはずっとマンションで探していました。
でも最近は一戸建てにしようかとも思っています。
やっぱり犬と一緒に暮らしたい、と思うようになったことが一番の理由です。
もちろんマンションでも飼うことはできますが、一戸建てのほうがよりいいかなと思うからです。
このことを考えるとき、胸がざわざわします。
犬と暮らすことを想像するとき、フクちゃんと散歩したり、部屋で一緒にいる自分を想像します。
もちろん、今度一緒に暮らすかもしれない犬はフクちゃんではありません。
犬のことはだんなさんとも少し話していて、私は「名前はフクノスケJr.にしよう」とか言うのですが、それについては反対されます。
いつまでもフクちゃんに執着するのは良くないよ、と言われます。
フクちゃんが元気だったころ、私はフクちゃんに「フクちゃんとお姉ちゃんは永遠に一緒だよ」「一億年たってもずっとずっと忘れないよ」と話しかけていました。
フクちゃんはただじーっとしていました。
フクちゃんのお葬式のときに住職の方から、人も犬もどんな動物もいつか同じところに旅立って、生まれかわるというお話を聞きました。
それなら私の子供として生まれかわってきてくれないかなぁ~なんてほんの少し本気で思ったりしていました。
実際には私の年齢的にもなかなか難しいし、こればっかりは神様が決めることだと思うので、フクちゃんは天国で困っていたかもしれませんね。
フクちゃんへの思いは本当にずっとずーっと変わりません。
だけど、悲しくて、受け止められなくて、フクちゃんを強く思って、どうしても執着してしまう時期は、そろそろ卒業するころなのかな。
フクちゃん、どう思いますか。
他の方のブログなどを読んでいると、愛犬が旅立って、そのあと新しく犬を迎える飼い主さんはたくさんのことを思い、悩んだり考えたりされています。
まだまだ右往左往しながらの家探しの日々は続きそうですが、また改めていろいろな方のブログを読んだりしながら考えていこうと思います。
さて、ここまで書くのにティッシュが何枚もいるくらい、やっぱり泣けてしまいました。
(これから出かけるのに目がはれてしまった・・・)
犬のことについては、まだまだ書きたいことはありますが、また今度にします。
フクちゃんが生まれかわる場所はきっと、世界一平和なところだろうな~






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